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診療所の入院外1日あたりの診療報酬構成比較について

診療所における入院外1日あたりの診療報酬構成では、最も点数が高い診療科が泌尿器科⇒産婦人科⇒眼科で、最も点数が低い診療科は皮膚科となっています。1番点数が高い泌尿器科においては、H30年からR6年にかけて右肩下がりで、産婦人科はR3年からR6年にかけて大幅に150点近く増加しています。内科は生活習慣病患者における管理料の見直しの影響もあり、R3年からR6年にかけて減少しています。内科の減少幅は大きく感じないですが、実際には経営悪化している内科系の診療所が多く、弊社にも自費サービスや美容サービスの参入により、保険診療に頼らない方法を模索したいという相談がR6年の改定以降増えています。

中医協 総-3 .7 .16 外来(その1)より引用

 

入院外1日あたりの診療報酬点数の推移では、病院はR3年からR6年にかけて「注射」「画像診断「在宅医療」「医学管理等」の合計で100点ほど増加し、診療所はR3年からR6年にかけては「検査」「在宅医療」が増加していますが、他の項目は横ばい~やや減少しています。診療所の検査が増えている理由としては、検査が包括外になる生活習慣病管理料Ⅱを算定している診療所が増えたことが要因として考えられます。

中医協 総-3 .7 .16 外来(その1)より引用

 

病院・診療所別の初再診料等の算定回数の年次推移データでは、コロナの影響等によりR2年が大幅に減少していますが、R3年以降は右肩上がりで回復しています。集患でお悩みのクリニックからコロナの影響により患者が戻らないというお話を伺うことがありますが、全国的にはコロナ前と同水準まで回復していますので、コロナを理由に集患できないという理由が通用しない状態になっています。

 

中医協 総-3 .7 .16 外来(その1)より引用

R6年の改定により経営が悪化している診療所は、診療科別の診療報酬構成等を自院のデータと比較し、自院の算定方法について見直すきっかけとして、上記のデータをご活用ください。

 

 

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