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【介護報酬改定議論】口腔・栄養について

令和5年9月15日に開催された社会保障審議会介護給付費分科会で口腔・栄養について議論されましたが、

効果的な自立支援・重度化予防につながることが期待されるリハビリテーションや口腔、栄養の一体的取り組みを更に推進するための方策が論点となりました。

 

※令和5年9月15日社会保障審議会介護給付費分科会 口腔・栄養の資料より引用

 

口腔においては、歯科専門職と多職種の連携を更に促し、必要に応じて利用者に口腔に関わる管理や歯科治療を提供する為の方策が検討されています。

 

参考までに、全サービスにおける口腔関連の加算は下図になります。

施設サービスでは、前回の改定で基本サービス費に包括化された口腔衛生管理体制加算が経過措置扱いになっているので、次回改定までに口腔衛生管理の体制整備と運用開始が求められています。

 

※令和5年9月15日社会保障審議会介護給付費分科会 口腔・栄養の資料より引用

 

栄養においては、栄養管理の必要な利用者が、在宅・高齢者施設・医療機関のいずれの場においても、

必要なケアを受けることができるよう、医療機関の連携を充実されるための方策が考えられています。

 

参考までに、全サービスにおける栄養関連の加算は下図になります。

経過措置になっている栄養マネジメント加算もあり、口腔や栄養については前回の改定から重視されていて、

今回の改定でも見直しがされる可能性が高い状況です。

特に、再入所時栄養連携加算については施設全体での算定率が低いこともあり、見直しされる可能性があります。

※令和5年9月15日社会保障審議会介護給付費分科会 口腔・栄養の資料より引用