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医療DX(デジタルトランスフォーメーション)について

令和5年4月26日(水)の中央社会保険医療協議会で医療DXについて議論されました。(医療DXの詳細は下図参照)

※中央社会保険医療協議会 総会(第543回)議事次第 中医協総-4 5.4.26 医療DXについて (その1) より引用

 

医療DX(デジタルトランスフォーメーション)について議論された背景は下記の2点です。

①少子高齢化が進む日本で、国民の健康増進や質の高い医療の提供が継続できるようデジタル化を進めて、積極的に医療情報を利活用することが非常に重要

 

②新型コロナウイルス感染症流行を踏まえて、平時からのデータ収集の迅速化や医療のデジタル化による業務効率化、データ共有による医療の見える化推進などが急務

 

今後の方向性としては、国民自らの健康維持・増進に活用されるよう医療介護情報へのアクセスを容易化し、健康寿命の延伸や診療の質の向上や治療等の最適化を推進する狙いがあります。

他にも、次の感染症危機において必要な情報を迅速かつ確実に取得できる仕組みの構築や医療のデジタル化による業務効率化等により、SEなどの人材を有効活用することが期待されています。

※中央社会保険医療協議会 総会(第543回)議事次第 中医協総-4 5.4.26 医療DXについて (その1) より引用

 

上記を実現する為、電カルの標準化や診療報酬改定DX等について議論されますが、施策推進に関する工程表は今後公開されます。